【GK問題勃発】2023J1リーグ 中断期間の補強予想

チーム

Jリーグは2週間の中断期間に入った。
同時に夏のウインドーがオープンとなる。
登録期間は7/21~8/18までの4週間。
噂レベルを含めても動きは少ないが、補強動向を予想していく。

現状

2023シーズン動向

2023シーズンは、これでスタート。

ここから、シーズン中の移籍動向を見ていく。

【OUT】

  • 一森 純(GK) → 横浜FM。レンタル(2024/1/31)。 
  • 奥野 耕平(MF) → 湘南。レンタル(2024/1/31)。 
  • 山本 理仁(MF) → シントトロイデン。レンタル(2024/6/30)。

INは無し。
OUT3名は、いずれも、東口、ラヴィと絶対的な存在がおり
出場機会を求めての移籍となった。

現在のスカッド

GK東口、、石川
CB福岡、三浦、ギョンウォン、江川、佐藤
SB黒川、藤春
半田、高尾、柳澤
MFラヴィ
ダワン、山本悠樹、宇佐美、石毛
WGアラーノ、中村、杉山
倉田、食野、福田、山見
FWジェバリ、武蔵、塚本
  • 谷はセルティック戦でセレモニー。移籍が確定。。
  • 半田の海外移籍は頓挫したが、骨折で長期離脱。今シーズンの復帰は微妙。
  • 中村もJ2複数クラブからオファーの噂。

ポジション別補強予想

優先度の高いポジションから、今夏での補強を予想。

GK

  • 優先度:S
  • バックアップ前提のため、名古屋/武田、柏/猿田など
    過去在籍していた選手が狙い目。

開幕前の豪華陣容は何処へやら。
東口の壁が厚すぎる弊害。谷と一森が、出場機会を求めて移籍。
第3GKの獲得は待ったなし。

SB

  • 優先度:A
  • 黒川の控えとなる、攻撃なLSBが第一優先。
    ベガルタにいる内田裕斗など。

藤春はほぼ構想外のため、黒川の控えが不在。
江川も回せるが、本職はCBのため、攻撃力が大幅に落ちる。
できれば攻撃的なLSBを一枚補強したい。

WG

  • 優先度:B
  • 幅が取れて、個人で仕掛けられるタイプ。
    ノッティンガムのファン・ウィジョなど。

本職のウィンガーがいない。
杉山は期待外れ。中村は強度不足。
序盤戦、ポヤトスが最も頭を悩ませたポジション。
ただ戦い方自体を変えて、WGが中にポジションを取り
SBが幅を取るやり方で結果が出ており、優先度はやや下がった。
食野/福田の熾烈なポジション争いが、再開後も熱い。

CFW

  • 優先度:B
  • ジェバリのように、ロングボールを収められるタイプ。
    福岡の山岸、清水のオ セフンなど。

武蔵の調子がなかなか上がってこない。
ジェバリが抜けると、途端に前線でボールが収まらなくなる。
出来ればポストプレーヤータイプのFWが1枚欲しい。

MF(ANC/IH)

  • 優先度:C
  • 人材豊富。マルチポジションできる選手も多い。

守備的MFは、奥野、山本理仁と2人抜け、ラヴィだけとなってしまったが
アンカーは、山本悠樹も高次元でこなせるため、問題なし。
IHには、宇佐美、石毛もベンチに控えており、補強は必要無い。

CB

  • 優先度:C
  • 福岡、佐藤の急成長で、レギュラー争いが熾烈。

福岡、佐藤が急成長をみせ、不動のレギュラーとみられていた三浦がベンチへ。
最もスタメンが確約されないポジションとなった。
佐藤は長期離脱中だが、大きな影響はなく、こちらも補強は不要。

まとめ

全体的に、この中断期間での動きは少ない。
直近は6勝1分と絶好調で、無理に補強に動く必要がないという状況は
去年の降格目前のパニック補強と比べると、天国と地獄。

序盤戦は、明らかにWGの補強が必須だったが
現状のスカッドでやりくりできるよう、ポヤトスがうまく戦い方を変えた。

これ以上OUTが無ければ、INは控えのGKが補充できれば、問題は無い。

この中断期間は、新戦力の補強より、現有戦力での戦術の積み上げの方が、はるかに重要。
セルティックとの親善試合では、あらためて控えとの戦力差がクローズアップされた。
後半戦、上位追撃のカギは、宇佐美、武蔵、山見の3人。
今シーズン主力と期待されていたが、未だに調子が上がってこない。
倉田、食野のように、ポヤトスの戦術を理解し、ポジションを取り戻せるか。
中断明けの巻き返しに期待したい。

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